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文化

菓子見本帳

菓子見本帳とは菓子のデザイン帳のことで、今日の商品カタログに相当するもの。虎屋の見本帳は、江戸時代から昭和に至る43件53冊が残っています。これらの中で江戸時代の年紀のあるものは少ないのですが、そのうち4点を紹介しましょう。右上は元禄8年(1695)につくられた現存する最も古い見本帳。左上が宝永4年(1707)、下2点が文政7年(1824)のものです。時代を追うごとに菓子の種類が増え、製造技術も進歩したことがうかがえます。
なお、『なすび餅』(宝永4年・右から3番目)や、『指出の磯』(文政7年・左から2番目)のように、現在も販売している人気の菓子もあります。