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文化

宮中歌会始と御題菓子

毎年1月に宮中で催される「歌会始」(うたかいはじめ)は、日本の和歌の伝統を受け継ぐ大切な行事です。決められたお題に対し、天皇や皇族方、一般の詠進者の歌が披露され、次の年のお題が発表されます。

これにちなみ、12月頃から年始にかけて、多くの和菓子店で販売されるのが「御題菓子」(「御題菓」とも)です。
とらやの場合、干支菓子同様、図案を社内公募し、集まった中から羊羹1点、生菓子2~3点を商品化しており、社員にとっては、アイデアを形にする絶好の機会にもなっています。「望」、「人」、「葉」、「笑み」などお題はさまざまですが、新しい年に希望を抱かせるような、明るい意匠と銘になるよう心掛けています。

画像:平成12年(2000)のお題、干支にちなんだ菓子。羊羹は上から、御題羊羹『時』と干支羊羹『辰』。生菓子は左上から時計回りに、御題菓子『春時計』『時の詠(ときのながめ)』、干支菓子『辰のぼり』『辰』。