機関誌『和菓子』

和菓子関連の研究論文や史料翻刻を中心とした学術雑誌です。(年1回発行)
※各号によって販売価格が異なりますのでご注意ください。
※機関誌『和菓子』は、各都道府県立図書館等に寄贈しています。

2020.06

27号 特集「近世菓子見本帳」

菓子見本帳(以下、見本帳)は、上菓子(じょうがし・白砂糖を使った上等な菓子)の絵図と銘などが記された帳面です。多くは菓子屋が顧客に見せるカタログとして作成したもので、今回は主に江戸時代のものに焦点をあてました。
豪華カラー口絵には、ボストン美術館所蔵の菓子見本帳を全頁掲載。色彩豊かで変化に富んだ菓子の意匠をご覧いただけます。特集には、紀州徳川家の御用をつとめた駿河屋(和歌山県)や弊社・虎屋の見本帳を取り上げた論考を収録したほか、所蔵機関一覧も載せ、見本帳研究に欠かせない一冊となりました。 

発行年:令和2年3月
価格:1,000円(税込)/送料別
判型:B5
頁数:138頁

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目次

【巻頭言】
茶の菓子考―王朝文学をテーマにして―(筒井紘一)
【特集  近世菓子見本帳 】
特集にあたって(虎屋文庫)
紀州徳川家御用菓子商・駿河屋伝来の絵手本について(山下奈津子)
近世虎屋菓子見本帳に関する―考察(森田環)
菓子見本帳翻刻
 菓子雛形極彩色数品(ボストン美術館蔵)
 蒸餅干菓子雛形(虎屋文庫蔵)
菓子見本帳所蔵機関一覧  
【和菓子研究】  
東海地域の産業から見た菓子文化の歴史民俗学的考察(遠山佳治)
【史料翻刻】
虎屋黒川家文書 元禄十三年諸方御用留帳④(虎屋文庫)

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