『あじわい』No.231(2026 SUMMER)に寄稿しています
2026.07.06
掲載情報
装飾を削り落としたシンプルな意匠からイメージを膨らませるのも、和菓子ならではの楽しみのひとつ。ここにあげたものは、どれも虎屋の桜の菓子なのですが、皆様ならどんな菓銘をつけますか?
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虎屋の菓銘は、下へスクロールしてご覧ください。
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1、遠山桜(とおやまざくら)
紅色を使わずに春を表した、上品で洗練された意匠。遠くの山並みに、桜が日の光を受けて輝いているさまが目に浮かぶでしょうか。
2、緋桜(ひざくら)
紅と緑のそぼろで染め分けにしたきんとんは、紅色で八重咲きといわれる優美な「緋桜」を表現したものと思われます。
3、春の錦(はるのにしき)
麗らかな日和に爛漫の桜、柔らかに芽吹く草木。端正な桜形を三色に染め分けて、錦を織り成すような春の彩を表しました。
4、雲珠桜(うずざくら)
「雲珠桜」は京都市北部にある鞍馬山の桜を意味する言葉で、千年前から使われています。小豆の粒が花びらを思わせ、詩情豊かです。
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