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和菓子だより

2019.11.25

「菓子譜」 江戸時代

江戸時代、幕府御用菓子屋として名を馳せた金沢丹後(かなざわたんご)菓子見本帳(デザイン帳)です。
黄や紅を使った明るい色合いの菓子や、銘に「朝日」「慶賀」「福寿」を用いたものが多く見え、おめでたい印象を受けます。技術の高さがうかがえるのは羊羹の意匠で、織物の糸を表したと思われる「にしきやうかむ(錦羊羹)」や、紅葉と流水を配した「龍田ながし(龍田流し)」など、芸の細かさに驚かされます。幕府御用をつとめる店とあって、行事や贈答に、華やかで凝った菓子を所望されることも多かったのかもしれません。

12月10日まで開催の「虎屋文庫の羊羹・YOKAN」展では、「菓子譜」の実物と、再現した「錦羊羹」をご覧いただけます。ぜひお立ち寄りくださいませ。 

錦羊羹
龍田流し

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