和菓子だより

2017.07.14

二代歌川国貞「(菓子屋店頭の図)」明治元年(1868)

菓子資料室 虎屋文庫では虎屋歴代の古文書や古器物に加え、菓子に関わるさまざまな資料を所蔵しています。このコーナーでは、その一部をご紹介していきます。

江戸時代後期から昭和初期、煎餅などに占い紙を入れた「辻占(つじうら)菓子」(「辻占」とも)が盛んに作られました。
上の錦絵は、江戸横山町(現 日本橋横山町あたり)にあった辻占の名店「望月」の店頭を描いたものです。右から2番目が元芸者で店の主人の小越(小悦)。左手に辻占煎餅を持っています。

後ろの貼紙に「辻占」の文字が見える