開催予定

第83回 遊び心で仕掛ける!「江戸の菓子屋の宣伝」展

展示開催期間:2026.10.7~11.30



錦絵や戯作など、独自の庶民文化が花開いた江戸の町。菓子屋はアイディアを駆使し、多彩な方法で人々を惹きつけました。人気作家が手掛けたちらしや、心をくすぐるおまけ、歌舞伎の劇中CMなど、遊び心あふれる宣伝物の数々をお楽しみください。

■展示の見どころ■

虎屋文庫の所蔵史料から、引札(ひきふだ。チラシのこと)、名店・名物の案内書など、イチ押しの史料を展示。菓子屋の看板一覧や、現代語版・宣伝文句のスライドショーといった、多彩な画像を交えながら、江戸の菓子屋の宣伝活動の実態に迫ります。
屋号を染め抜いた暖簾(のれん)を掛け、大きな看板を下げた、菓子屋店頭の再現模型も必見です。

       
           深川佐賀町にあった菓子屋、船橋屋織江(ふなばしやおりえ)を描いた錦絵。


1、聞いて楽しむ、引札の口上(こうじょう)


菓子屋では、プロの作家に依頼して、引札に魅力的な文章を書いてもらい、集客に力を入れました。なかには、平賀源内(ひらがげんない)、山東京伝など、現在でいえば有名コピーライターやクリエイターにあたる人も……。
この2人が手掛けた引札の中から選り抜きのものを、音声にてお楽しみいただきます。
なめらかでテンポの良い口上を、ぜひお聞きください。

 

2、菓子屋が配った「おまけ」を再現!


開店や新商品発売の際には、いろいろなおまけ「景物(けいぶつ)」を用意しました。たとえば、夏の時期によく配られたのが団扇(うちわ)です。お客様が持ち歩けば広告になるという便利な宣伝ツールで、商品や屋号などがわかるよう絵や文章を工夫しました。会場では、色鮮やかな遠月堂(えんげつどう)の団扇絵(うちわえ)を、実際の団扇に仕立てた再現品とともに展示します。


                浅草茅町(かやちょう)にあった遠月堂の団扇絵(うちわえ)。
             人気商品の「辻占煎餅(つじうらせんべい)」が描かれている。

 

〈概要〉
会期:2026年10月7日(水)~11月30日(月)
休館日:11月6日(金)*赤坂店休業日に準じます。
時間:10:00~17:00 


料金:入場無料
場 所 虎屋 赤坂ギャラリー (とらや 赤坂店 地下1階)
〒107-8401 東京都港区赤坂4-9-22

〈展示解説〉
10月12日(月・祝)、11月2日(月)、11月16日(月)
各日10:15開始(所要時間約40分)

開催にあたって

手指消毒用アルコールを設置しております。
会場内混雑の場合、少しお待ちいただく場合がありますのでご了承ください。

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