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虎屋文庫資料展
和菓子の魅力を多彩な切り口でご紹介する展示会です。
最大の特色は、必ず手作りの和菓子を展示すること。小さいながらもユニークな展示です。
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展示開催期間:
2002.10.01~2002.10.31

第61回 お菓子とお酒の大合戦展

この展示は終了しました。

歌川広重の「太平喜餅酒多多買(たいへいきもちさけたたかい)」は、江戸で庶民に親しまれていた餅(菓子)と酒が合戦を繰り広げる楽しい錦絵です。鎧兜も菓子にちなんだ蒸籠や重箱、竹皮で描かれるなど凝りに凝っており、見飽きることがありません。今回は、ここに描かれた菓子を復元し、多数の絵画資料とともにご紹介いたしました。

広重の知られざる傑作!?

東海道五十三次であまりにも有名な歌川広重(1797-1858)が、こんな作品を残していたことは、意外に知られていません。入り乱れて戦う餅と酒は、いずれも当時実際に江戸で人気のあったものです。人々はひいきの菓子や酒を見つけて楽しんだことでしょう。

凝った趣向とは?

鎧兜にご注目ください。餅軍では羊羹でおなじみの竹皮、重箱・蒸籠などが使われています。また着物の模様も酒軍なら枡やぐい飲みになっているなど、細かく書きこまれた「江戸の遊び心」。展示ではこの解明に挑みました。

江戸時代の菓子を復元!

この錦絵に描かれた江戸時代の菓子を復元して展示いたしました。さらに、錦絵をはじめとする絵画資料や写真パネルを多用して、当時の菓子の姿をお目にかけました。

お酒も大暴れ

今回の展示は甘いものだけではありません。徳利や枡、樽に酒瓶など、合戦の相手、酒の展示コーナーも設け、江戸の酒事情の一端をご紹介いたしました。折しも10月1日は日本酒の日。辛党の方もご一緒にお楽しみいただけたのではないでしょうか。

展示品:

江戸時代の復元菓子約30点、錦絵・版本など。


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