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和菓子だより

2018.02.07

羊羹和尚登場 !

今回はかす寺(カステラ)の住職、羊羹和尚をご紹介します。江戸時代の漫画ともいえる、黄表紙の『名代干菓子山殿』(めいだいひがしやまどの・1778年)に描かれる人物で、頭の上の黒いものが羊羹! なんとこの黄表紙の登場人物は全部菓子で、頭に菓子をのせています。あらすじは、主君の干菓子山殿の秘蔵の茶碗を奪われた小落雁が、恋人松風と茶碗探しの旅に出るというもの。羊羹和尚の出番はわずか2回で、干菓子でもないのになぜか登場する脇役ですが、その姿は一目見たら忘れられません。描いたのは美人画で有名な鳥居清長。和尚の風貌もなかなか味がありますね。もっとよくご覧になりたい方は下記リンク先をどうぞ。

※干菓子山殿は、東山殿(室町時代の八代将軍足利義政)にかけている。

国会図書館デジタルコレクション『名代干菓子山殿』

参考 第56回 江戸おもしろお菓子展

国立国会図書館蔵

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