和菓子だより

2017.12.15

『缶詰羊羹』の缶 昭和23~35年(1948~60)頃の使用品

菓子資料室 虎屋文庫では虎屋歴代の古文書や古器物に加え、菓子に関わるさまざまな資料を所蔵しています。このコーナーでは、その一部をご紹介していきます。

15.0×6.5×4.5(cm)  撮影:小山雄司郎氏 

とらやでは、大正時代(1912~26)末期から昭和43年(1968)頃まで、缶詰入の羊羹を製造していました。密閉性が高く、海外への輸出用に使われたほか、戦時中には戦地慰問用に、戦後は国内で通常商品としても親しまれました。ご記憶にある方もいらっしゃるかもしれませんね。コンビーフ缶のように、鍵で缶の一部を帯状に巻き取って開けるタイプでした。

巻き取り鍵

内容量(450g)が表示されている。
側面の穴は充填口。

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