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虎屋文庫資料展
和菓子の魅力を多彩な切り口でご紹介する展示会です。
最大の特色は、必ず手作りの和菓子を展示すること。小さいながらもユニークな展示です。
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展示開催期間:
2019.11.1-2019.12.10

【予告】第79回 再開御礼!「虎屋文庫の羊羹・YOKAN」展

菓子資料室、虎屋文庫の4年ぶりの企画展です。
今回のテーマは羊羹。長きにわたり、日本人に愛されてきたこの菓子にあらためて注目しました。300年以上前の羊羹の絵図や、パッケージ・商標を展示するほか、外国でのイベント「羊羹コレクション」など驚きの羊羹情報も盛り沢山。
お好きな方だけでなく、食べたことがない方にもお楽しみいただける内容です!

<概要> 第79回虎屋文庫資料展
タイトル  再開御礼!「虎屋文庫の羊羹・YOKAN」展
会  期  2019年11月1日(金)~12月10日(火)
開館時間  10:00~17:00
休  館  11月10日(日)※
料  金  入場無料
場  所  虎屋 赤坂ギャラリー (とらや 赤坂店 地下1階)
      〒107-8401東京都港区赤坂4-9-22
展示解説  毎週月曜日および11月9日(土)、11月23日(土)10:30~(予約不要) 

※赤坂店に準じ、11月6日(水)開館、11月10日(日)休館とさせていただきます。

料理から菓子へ

そもそも羊羹とは、中国の料理、羊肉入りの汁物のことでした。鎌倉~室町時代に中国に留学した禅僧らによって日本にもたらされ、小豆や小麦粉などを使って羊肉に見立てた精進料理の汁物となり、やがて甘い菓子に。さらに、蒸羊羹、水羊羹、煉羊羹、と菓子としての種類を増やしていきました。本展示では、各時代の羊羹を再現し、変化の歴史をわかりやすくご紹介します。

「瞑想的」な羊羹

文豪、谷崎潤一郎は『陰翳礼讃(いんえいらいさん)』のなかで、羊羹を「玉(ぎょく)のように半透明に曇った肌が、奥の方まで日の光を吸い取って夢みる如きほの明るさを啣(ふく)んでいる感じ、(中略)あれを塗り物の菓子器に入れて、肌の色が辛うじて見分けられる暗がりへ沈めると、ひとしお瞑想的になる」と評しています。会場に、谷崎の世界観を再現した空間を作りました。薄闇に置いた羊羹の美しさをご覧ください。

虎屋の歴代パッケージ大集合!

おなじみの竹皮包みの羊羹をはじめ、昭和5年(1930)誕生の小形羊羹(画像左)、戦後、輸出用として作られた缶詰羊羹(画像右)、昭和40年代、最先端の素材だったプラスチックのケースなど、時代の文化、流行を映す鏡ともいえるパッケージを一挙大公開します。

ここにも羊羹 あそこにも羊羹

江戸時代の黄表紙(きびょうし、今の漫画に相当)には、羊羹を頭にのせた「かす寺(カステラ)の羊羹和尚」が登場。元祖羊羹キャラクターともいえる存在です。ほかにも、北海道や静岡県のローカルフード「羊羹パン」、「羊羹」と呼ばれるサイズのレンガなど、羊羹にまつわるオモシロ情報を集めました。

※なお、4年ぶりの資料展開催と、虎屋文庫の書籍『ようかん』(新潮社)刊行を記念し、とらや赤坂店2階では、「虎屋文庫ブックストア」を開催し、和菓子関連書籍を販売します(10/18~12/10)。ご来場の際はぜひお立ち寄りください。

 

展示品:

再現菓子約50点、羊羹パッケージ・商標・包装紙、古文書、錦絵ほか。


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