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虎屋文庫資料展
和菓子の魅力を多彩な切り口でご紹介する展示会です。
最大の特色は、必ず手作りの和菓子を展示すること。小さいながらもユニークな展示です。
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展示開催期間:
2013.11.01〜2013.11.30

第76回 歴史秘話20「和菓子の贈りもの」展

この展示は終了しました。

名物饅頭に特注の蒸し器を添えて母に送った頼山陽(らいさんよう)。四段重の豪華な和菓子を絶賛した米国総領事ハリス。元旦に江戸城に届けられた1.5mの鏡餅や、6月16日に2万個の菓子を配る行事など、甘い贈りものにまつわる20の秘話をご紹介します。

幕末の名君、松平春嶽(まつだいらしゅんがく)。京都滞在中の日記には、虎屋製と思われる子持饅頭「蓬が嶋(よもがしま)」を貰い、福井にいる夫人に贈ったとあります。夏に西瓜、冬には蜜柑といった果物が届いたり、名物菓子「かせいた」を熊本藩細川家から貰ったり、大名の贈答には甘い物が欠かせなかったようです。

儒学者、頼山陽の親孝行

京都に私塾を開いた、江戸時代の儒学者頼山陽。父春水(しゅんすい)亡き後、広島の実家を守る母へ、ことあるごとに菓子を届けています。大坂の名店虎屋伊織の饅頭を送るにあたっては、よりおいしく食べてもらいたいと、蒸し器を添えたこともありました。問題を起こして家を継げなくなるなど親不孝をした山陽にとって、心尽くしの菓子はせめてもの親孝行だったのでしょう。

江戸城に巨大鏡餅がたくさん届く!?

元日の早朝、江戸城に届けられた高さ1.5mにもなる鏡餅。これは将軍とその夫人へ、親族にあたる尾張徳川家の正室から正月のお祝いに贈られたものです。他の親族からも同じく巨大なものが届き、その数は30以上になったとも。今回はこの鏡餅を高さ3分の1サイズの模型で再現しました。

贈り物にまつわる作法や形式をご紹介

格式ある贈り物には欠かせない熨斗(のし)や掛紙(かけがみ)、水引(みずひき)などについて解説します。また、風呂敷や袱紗(ふくさ)といった伝統的な贈り物のかたちもあわせてご紹介。風呂敷は実際に包んでいただける体験コーナーをご用意しました。

展示品:

贈り物にまつわる再現菓子など約40点、錦絵・版本・写本ほか。40年前の虎屋テレビCMをご紹介。


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