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虎屋文庫資料展
和菓子の魅力を多彩な切り口でご紹介する展示会です。
最大の特色は、必ず手作りの和菓子を展示すること。小さいながらもユニークな展示です。
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展示開催期間:
2012.11.01〜2012.11.30

第75回 お宝満載!吉田コレクション「蘇る 江戸~明治の和菓子の世界-」展

この展示は終了しました。

和菓子研究家吉田隆一氏が所蔵する約3,000点の菓子資料から、錦絵・製菓道具・版本などをご紹介します。雷様のおこし売り、誕生祝いに用意された580個の餅など、笑いや驚きに満ちた和菓子の世界をどうぞお楽しみください。

吉田コレクションとは

吉田コレクションは、和菓子研究家吉田隆一氏が所蔵する、菓子関連資料です。錦絵、 菓子木型などの製菓道具、井籠(せいろう=菓子を運ぶ容器)、書籍ほか多岐にわたり、その数はおよそ3,000 点にも及びます。個人のコレクションとしては有数といえます。

人々の暮らしをうつす錦絵

江戸から明治にかけて盛んに作られた錦絵は、当時の人々の暮らしを知る上で貴重な資料といえるでしょう。菓子もたくさん出てきます。 上の画像は浅草の雷門の火災を題材に描いたものです。焼け出された雷様が雷おこしを売るという趣向なのですが、子どもたちに菓子袋を渡す手つきも、なかなかさまになっています。

昔の菓子作りを知る

昔の菓子作りにはどのような製造道具を使っていたのでしょうか。コレクションのなかには、今では見ることがない珍しいものもあります。カステラ鍋はカステラ専用の製造道具。生地を鍋に入れて、鍋の下から熱するだけでなく蓋の上にも炭などを置いて焼き上げます。オーブンがまだなかった時代に、工夫をしていたことがわかる貴重な資料です。

豪華な菓子容器、井籠

江戸時代、菓子を運ぶのに「井籠(せいろう)」という容器が使われました。多くは足つきの五段重で、螺鈿(らでん)細工の豪華なものもあります。珍しい円筒形のものなどさまざまな井籠を展示します。

誕生祝いに580個の餅

松江藩松平家9代藩主斉貴(なりたけ)の姫の誕生を祝う記録を見ると、なんと580個の餅が用意されたことが書かれています。三宝にうず高く積まれた餅の絵図は圧巻です。このほか、色鮮やかな菓子の絵図帳(現在の商品カタログにあたる)や、製法書などもご紹介します。

展示品:

菓子関連の錦絵・製造道具・版本・写本など約120点、再現菓子など約60点。


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