メニュー
虎屋文庫資料展
和菓子の魅力を多彩な切り口でご紹介する展示会です。
最大の特色は、必ず手作りの和菓子を展示すること。小さいながらもユニークな展示です。
過去の展示を見る

展示開催期間:
2009.05.17~2009.06.16

第71回 「子どもとお菓子」展

この展示は終了しました。

今も昔も子どもたちはお菓子が大好き。今回は、江戸~大正時代を中心に、駄菓子屋や縁日のお菓子ほか、子どもの健やかな成長を願って用意された一升餅や、端午の粽・柏餅などをご紹介します。

江戸時代のコンビニ、番小屋(ばんごや)を復元

江戸の各町の出入り口に設けられた木戸の脇には、町の治安を守る番小屋があり、警備のかたわら、日用品のほか、手軽に買える飴や干菓子などの駄菓子や玩具を販売しました。
現在のコンビニエンスストアのようなものだったといえましょう。そんな江戸時代の番小屋を再現します。

明治から大正時代の駄菓子

現在の駄菓子屋のかたちは、明治時代の中頃にできあがったとされます。熱した鉄板の上に溶いた小麦粉生地を様々な形に落として焼く「文字(もじ)焼(や)き」を作れる店もあり、人気がありました。駄菓子の多くは、江戸時代からあまり変わらなかったと考えられていますが、明治時代になって登場したものとしては、ガラス瓶に入ったみかん水、ニッキ水などがあります。

お菓子を食べて大きくなあれ

赤ちゃんがころころ生まれるようにと願った「ころころ餅」、宮参りや七五三の千歳飴など、子どもの健やかな成長を願って用意されるお菓子をご紹介します。また、1歳の誕生日を迎えた時、子どもに背負わせたり踏ませたりする「一升餅(いっしょうもち)」の模型を用意しました。実際にその重さを体験してください。

月見団子が盗まれた!

子どもとお菓子が関わる年中行事では、上巳(じょうし)(雛祭)や端午(たんご)がよく知られていますが、なかには一風変わった風習が伝わる地方もあります。雛祭りに河原で粥を作る「お雛粥」や、十五夜に、子どもが団子や供え物を盗む「月見(つきみ)泥棒(どろぼう)(団子(だんご)釣(つ)り)」などを、映像も交えてご紹介します。
このほか、漫画仕立ての子どもとお菓子の笑い話、明治時代の育児書から見たおやつなど、子どもとお菓子にまつわる多彩な話題を集めました。週末限定で、お手玉や双六など、懐かしい遊びを実際に体験していただけるコーナーも設けます。是非、遊びにいらしてください。

展示品:

江戸時代の番小屋の復元。
みかん水・ニッキ水など駄菓子屋のお菓子、年中行事や人生儀礼にかかわる雛菓子や餅など、お菓子約35点。
子どもとお菓子にちなむ錦絵、人生儀礼に関する古文書、調べ学習に便利なお菓子の本ほか。


トップへ戻る