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虎屋文庫資料展
和菓子の魅力を多彩な切り口でご紹介する展示会です。
最大の特色は、必ず手作りの和菓子を展示すること。小さいながらもユニークな展示です。
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展示開催期間:
2005.05.17~2005.06.16

第65回 今も昔もスローフード 和菓子 素材がいのち展

この展示は終了しました。

手作業で精製される砂糖「和三盆糖(わさんぼんとう)」、厳寒の冬に天日干しされる「糸寒天」など、和菓子の原材料には日本の伝統的かつ良質な食材が息づいています。今回は、スローフードに通じる和菓子の原材料の数々とともに、和菓子作りの道具、珍しい郷土の菓子などをご紹介しました。

和菓子は何でできている?

和菓子の素材は卵以外は植物性。小豆や米など日本人が昔から食べていた食材が使われており、中には伝統的な手作業で作られる希少なものもあります。以下、その一例をご紹介します。

和菓子の素材・例1和三盆糖

明治時代、安価な輸入砂糖によって国産砂糖はほとんど姿を消しました。徳島、香川の和三盆糖は、昔ながらの製法で、何日もかけて人の手で精製されます。風味と口溶けが素晴らしい砂糖です。

和菓子の素材・例2糸寒天

寒天は食物繊維を多く含み、ノンカロリーの健康食品。煉羊羹に寒天が使われていること、その寒天が海藻の天草(てんぐさ)からできていることはご存知でしょうか?厳寒の冬に天日で干し、何日もかけて作られる糸寒天は、虎屋の羊羹独特の粘りを出すために欠かせません。

あなたは桜餅の葉を食べますか?

桜餅をはじめ、竹皮、笹、柏葉など和菓子を包む自然の素材、黒文字(くろもじ)という木からできる菓子楊枝ほか、和菓子の周辺にもスポットをあてます。
ところで桜餅についている葉を食べる人、食べない人の割合はどのくらいなのでしょうか。どちらが好まれているのかをホームページとギャラリー内でアンケートしました。
集計結果は、食べる派:2934 食べない派:915 でした。

職人の不思議な道具

職人の手から魔法のように生まれる繊細な和菓子の美。和菓子作りの道具も長い歴史の中で工夫されてきました。「おだまき」「弓」など名前も不思議。果たしてどんな使い方をするのでしょう。和菓子職人の秘密を少しだけ公開。

展示品:

小豆・寒天・和三盆糖・黒砂糖・葛粉・米・薯蕷・竹皮・桜葉ほか、和菓子の原材料とその周辺を中心に、製造道具、和菓子約40点(すべて本物)ほか、錦絵、写真パネルなど


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