<2025年10月15日限定>湿粉製『里の秋』販売
2025.10.01
平成19年(2007)に六本木のランドマーク、東京ミッドタウン内にオープンした、大きな暖簾が目印の店舗。和菓子にとどまらず、和の文化の価値を広くお伝えしたいという想いのもと、店内にギャラリーを併設し、ふろしきや漆、磁器など、さまざまなテーマの企画展を開催しています。虎屋菓寮では、「あんみつ」や「葛切」などの甘味メニューをご用意しております。
日本では、赤は特別な意味をもつ色として古くから重んじられてきました。太陽や火、血液などを連想させることから、生命の力強さや活力を象徴すると同時に、魔除けの力を宿す神聖な色と考えられてきたためです。
そうした背景もあって、赤い色は儀式や行事で用いられ、時には装いや食べものまで、その鮮やかな色彩が活用されてきました。
本展示では、私たちの身の回りにある赤い色がいかなる「ちから」を秘め、人々の暮らしや文化の中でどのような役割を果たしてきたのかを、さまざまな視点からご紹介します。