お菓子をめぐる物語

第2回
虎豆入蒸羊羹『子虎跳ねる』

2022年は、12年に一度の「寅」の年。寅年にちなみ、虎をモチーフにした羊羹を春・夏・秋の季節に合わせて、販売いたします。

第一弾は、4月発売の虎豆入蒸羊羹『子虎跳ねる』。
虎を思わせるような黄と黒の蒸羊羹に虎豆を散らし、元気にじゃれあう虎の子どもたちを表しました。
虎豆とは、模様の入り方が虎に似ていることからその名がつけられました。この豆を使った羊羹は初の試みです。

虎豆は、一晩水に浸けた後に煮て、じっくり2日間かけて2回、蜜漬けを行ないます。このようにすることで、ふっくらとしつつも、羊羹生地に入れても崩れない程よい硬さになり、また、餡との調和が取れた甘さに仕上がります。

3日間かけて丁寧に下準備した虎豆を、黄色の蒸羊羹生地に加え、黒い蒸羊羹に重ねます。
この生地を蒸しあげて、虎豆入蒸羊羹『子虎跳ねる』の完成です。

餡に小麦粉や葛粉を混ぜてつくられるとらやの蒸羊羹は、煉羊羹に比べると日保ちは短いものの、蒸羊羹ならではの弾力が程よく感じられる食感をお楽しみいただけます。そこに、虎豆のホクホクとした食感と、ほのかな甘さが加わり、のどかな春の陽気を感じられるかのような味わいです。

ご家族と、大切な方と、もちろんお一人でも。元気な虎の子供たちの様子を思い浮かべながら、お召しあがりください。

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