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製造

2006年入社

勝亦雅也

季節の訪れを、
菓子と共にお伝えします。

御殿場工場は、虎屋の約7割の商品を生産する主力工場です。主に羊羹や最中、水羊羹、季節の羊羹をつくっています。私が以前所属していた製造部第二課では主に季節限定の菓子を担当しており、全国に出庫される季節の羊羹や湿粉製棹物、御殿場店で販売する生菓子などを手づくりしています。

季節の羊羹は四季を表現した意匠(デザイン)が多くあります。色や素材の異なる羊羹を様々な型に流し込み、組み合わせながら季節の情景を抽象的に仕上げていきます。羊羹の切り口が美しい模様になるように仕上げるには、メンバー間でのコミュニケーションや羊羹の状態を把握し次の工程を常に考えることが重要です。複数の羊羹を同時進行で製造しているので、優先順位をメンバー間で統一し、一つひとつの工程を丁寧に行います。季節に合った意匠の羊羹を製造するので、商品は1ヶ月弱で切り替えていきます。事前に勉強会を開き、各作業の意味や工程をしっかりと伝えていますが、やはり実際の製造現場で感覚を身につけることや、常に出来上がりを自分自身の頭の中で想像しながら一本一本つくっていくことが大切です。後輩を育成する立場でもあるので、一緒につくりながら、たくさんの経験をさせるようにしています。また、皆で支え合いながら作業することも大切にしています。ベテラン社員たちも、私が「こうしたい」と言うことには全力でサポートをしてくれ、とても働きやすい環境です。

虎屋では、年末年始に新年の干支や宮中歌会始のお題にちなんだ新しい羊羹を毎年販売します。そのため、新商品となる羊羹の製造方法を考えることも仕事の一つです。新しい羊羹をつくる際は、10本20本単位での試作を行ってから本生産に移ります。試作時は順調に生産できても、いざ数千本単位の本生産に入ると思わぬ問題が出てくることもあります。その都度皆で知恵を絞り、試行錯誤を繰り返しながら、質の高い羊羹を安定的に製造できるようにしていきます。自分たちが心を込めてつくった菓子が、虎屋の顔となって店頭に並ぶさまを見ると、とても誇らしく感じます。

私たちは日々何千本という羊羹をつくっていますが、お客様にとっては、お買い求め頂いたその1本がすべてです。「これはお客様にとっては1分の1の羊羹」ということを心に留めて、一期一会の精神で日々の菓子づくりに励んでいます。

※御殿場工場製造部第二課在籍時の内容です。
  • 季節の羊羹「照紅葉」の出来栄えを確認。紅葉の傾き方や固まり具合など、後輩への指導も大事な仕事の一つ。

  • 秋ならではの「栗蒸羊羹」。ツヤのある甘い新栗を、一つひとつ手作業で割っていきます。

  • 羊羹づくりにおいて、安定性や持続性が求められる作業には独自の機械を導入しています。

  • 仕上がり具合の確認など、要所では必ず人の手と目でチェックします。

一日の流れ

08:00
出勤・製造準備
08:30
課内朝礼
08:45
生菓子・季節の羊羹等の製造
10:00
休憩
10:15
生菓子・季節の羊羹等の製造
12:00
昼休み
12:45
季節の羊羹等の製造
15:30
事務作業
16:30
退勤
※御殿場工場製造部第二課のスケジュールです

私の虎屋歴

製造勝亦雅也
2006年 4月 御殿場工場製造部第二課へ配属
2009年 3月 御殿場工場製造部第一課へ異動
2010年 3月 グループ品質管理部御殿場地区品質管理課へ異動
2011年 7月 御殿場工場製造部第二課へ異動
2014年 2月 御殿場工場製造部第二課係長に就任
2017年 2月 御殿場工場製造部第四課へ異動
2018年 2月 資材部へ異動、現在に至る