和菓子だより

2017.11.01

竹皮に包まれた羊羹

虎屋黒川家文書「諸方御用留帳」より
図説百科事典『和漢三才図会』(1712自序) 竹皮包みの羊羹※が見える。

虎屋で羊羹を竹皮で包んでいたことがわかる記録は、今から300年以上も前のもの。上記史料の、元禄15年(1702)の項目に「やうかん六棹 かわニツヽミ入」と見え、「かわ」が竹皮を指します。
当時、竹皮は草履(ぞうり)や笠の材料、菓子の包装などに使われており、それを扱う「竹皮屋」も存在していました。

伝統的な竹皮包みの羊羹は、現在も受け継がれています。詳しくはこちらをご覧ください。

※羊肝餅…同書では中国の文献にならい、「羊羹」は「羊肝餅」の俗語としている。ほかにも、江戸時代に和菓子の羊羹を羊肝と書いた事例はみられる。


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