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TORAYA PARIS サイト / 和菓子について
和菓子とは
和菓子は日本特有の四季の移ろいと自然を愛する日本人の繊細な美意識から生まれ、その歴史の中で育まれてきました。
和菓子は米の粉、小麦粉、小豆、寒天などの植物性の材料を使用しており、健康的な食品と評価されています。
原材料
和菓子は、主に植物性の天然の素材からつくられています。
おもな原材料をご紹介いたします。
小豆
小豆は、ビタミンB1や鉄分、ポリフェノールなどが含まれています。風味・色艶・舌触りがよいといわれる北海道産の小豆から、最良のものを選んでいます。
和三盆糖 (日本古来の砂糖)
和三盆糖はサトウキビから抽出され、昔ながらの製法で徳島と香川でのみ生産されています。
寒天
寒天は、天草(てんぐさ)などの海藻を加工してつくる日本の伝統食品のひとつで食物繊維が豊富に含まれることから、健康食品としても注目されています。
和菓子には、ゼラチンのように生地を固めるために用います。とらやでは、昔ながらの製法でつくられる糸寒天にこだわり、長野県や岐阜県の生産者に製造を委託しています。

五感の芸術
和菓子は「五感の総合芸術」といわれています。
味 覚
口の中に広がる風味、おいしさ。
嗅 覚
小豆、柚子、生姜など素材そのものが持つほのかな香り。共に楽しむお茶の香りをさまたげません。
触 覚
手で割る時、楊枝で切る時、口に含んだ時。菓子それぞれの手触りや食感があります。
視 覚
形や色使いの美しさ。そこから季節を感じたり、様々な情景を思い浮かべるのも楽しいものです。
聴 覚
菓子につけられた銘。耳から聞こえる響きが、季節や情景、物語や歴史などを想起させます。
これらの5つの感覚で楽しめるのが和菓子です。