|
兎が餅つきをする仕掛けの人形など、お菓子に関わる郷土玩具の絵もみられます。中でも「饅頭喰」は、よほど好きだったのでしょうか、中之島図書館の所蔵品だけでも20点近くあります。これは「お父さんとお母さんのどちらが好きか」と聞かれた子どもが、持っていた饅頭を割って、「どちらがおいしいか?」と聞き返した(両親とも同じように大切である)、という教訓話を元にした人形です。
京都・伏見が発祥地といわれるだけあって、伏見人形の絵が多いのですが、愛知、大阪、宮崎など地方のものも描かれています。これに想を得たものか、「人魚洞考案 満寿鈴」なる二つ割の饅頭をかたどった土鈴のスケッチが残されているのも、面白いところでしょう。
2009年5月17日より6月16日まで、虎屋ギャラリーで開催する「子どもとお菓子」展に、カットの絵を展示予定です。
|